Javaはいろいろなシステムを開発することができます。例えば、仕事の中で書類を決裁したり情報共有したりするワークフローシステムや商品の在庫管理をするシステムなど、身近にあるいろいろな場面で活用されています。
Javaエンジニアはプログラミングだけでなく、実際の動作確認や他のプログラムとの結合テストを実施するなど仕事のプロセスが様々です。この作業を効率的に行うためにはIDEというシステムの活用がポイントになります。これ1つで完成までの作業を実施することができます。従来は使用するシステムを分けることで互換性が失われたり、ファイルの所在を整理する手間がかかっていましたが、これらの煩雑さの解消が実現するのです。
またJavaはPCやスマホなど様々なプラットフォームに対応できるため、1つの作成されたプログラムが利益の向上につながります。プラットフォームが変わってもプログラムの構想はほぼ同じなので、修正やアップデートも容易にできる特徴があるのです。
注意しなければならない点は、仕様書通りにシステムを商品として仕上げなければならないことです。不明な点は確認することが重要です。独断で進めてしまうと、顧客の思い通りにならないものに仕上がってしまい、作業の出戻りや利益の損失につながります。このことはチームで作業をしている場合でも同様のことが言えます。個々で作ったプログラムをいざ結合しようとしたときにうまくいかない場合もあるため、互いの進捗確認をしっかり行うようにしましょう。